メタルワンの中国・蘇州市のステンレスコイルセンター、美達王精密金属(蘇州)有限公司(資本金・400万㌦、蘇州工業園区、董事長兼総経理・原田直行氏)は、薄物ステンレス冷延薄板のスリット加工販売で月間500㌧を目指し、日系デジタル家電・IT関連ユーザーを中心に拡販を図る。精密加工能力を生かすとともに、ユーザーが求める材料を供給する調達力や、煩雑な通関業務に関するソリューション提案力も高めていく。
華東地区には高品質のステンレスを使用するデジタル家電、パソコン部品、IT関連などの日系ユーザーが多数進出している。メタルワンはアジアできめ細かいステンレス加工販売網を展開しており、日本のコイルセンターと同水準の品質で現地ユーザーに供給する。
08年4月に稼動する美達王板和(東莞)でも蘇州の事業状態を水平展開し、将来は華北地区への展開も視野に入れている。
美達王精密金属は敷地約1万3千平方㍍、工場は約3千平方㍍、事務所は約1千平方㍍。スリッターは650㍉幅(0.1~2.0㍉)、350㍉幅(50μ~0.6㍉)の2基体制。スリッターは2基ともMDロールを付帯するなど精密加工が特徴で、薄物のばね材だけでなく、比較的厚い材料でも表面肌など高品質を実現できる。従業員は約50人。月間販売量は約200㌧で、ばね材がほぼ半分を占めるが、将来はばね材で200㌧、その他で300㌧の加工販売を目指す。
【参考資料】
|